ビットコインの送金コストが激減。利用者が急激に減ったBTC

ビットコインネットワークが利用されていない!?

ビットコインの送金にかかる手数料が、過去7年間で最低になる0.11ドルまで減少しているそうです。

ビットコインは2017年12月に米国の先物取引開始の影響を受けて急激に取引が拡大。
世界中で投機資金がビットコインに流れ込み、ビットコイン価格が20000ドルを超える頃には手数料は50ドルを余裕で突破して大混雑を引き起こしました。

しかし、1月下旬から急激に仮想通貨への投資が減少。ビットコインの価格も最大220万円から現在80万円まで下落しています。

現在の価格を保っている要因は、単純に短期的な売買を繰り返す投機がなくなり、多くのホルダーたちが保有を続けているからこそと言えるでしょう。

毎日のように、そして時間ごとに売買を繰り返していた投機の熱は急激に冷え込んだことで、価格下落とともにネットワーク利用者が激減。結果として出金の際にかかっていた送金コストが下落したわけです。

現在ビットコインはライトニングネットワークの導入を進めており、近い将来には混雑への不安は解消される事になるものの、すでに他のアルトコイン、例えばビットコインCashなどは32MBまでブロックサイズを拡大するなど高い性能を持つコインが存在しており、ビットコインの人気は”ネームバリュー”によるものと化してしまっているような気がします。

ちなみに、ビットコインキャッシュの送金にかかるコストはビットコインの3分の1程度。

ビットコインは仮想通貨の顔として多くの人に認識されており、利用できる場所も増え続けた入るものの、微妙な立ち位置に甘んじているのが現状。

しばらくは、こういったズルズル落ちる流れになりそうかな・・・とか思っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする