ベネズエラとロシア、制裁を受ける2つの国は仮想通貨でつながる?

ベネズエラはロシアからの自動車部品購入をペトロで支払う

ベネズエラの独裁者が生み出した国家の仮想通貨ペトロですが、今度ロシアとの貿易の際、これを利用して支払いを行う事を協議している、と発表されています。

ベネズエラは強権をふるう大統領が誕生し、国際社会からハブられており今でも制裁の対象となっています。

制裁を受けているベネズエラでは、財政破綻し国民の生活環境が悪化。

事態を打破すべく、大統領令で石油に裏打ちされた仮想通貨ペトロを発行しました。

このペトロは133か国、20万件もの注文が入ったとされており、7億ドル以上のお金を集めることに成功したと発表されています。

しかしその後、トランプ大統領は、アメリカ国民がペトロを取り扱うことがないように、禁止令を出した事で、国際社会の中でペトロがどのように扱われるか注目を集めていました。

しかし、ロシアが貿易での支払いにペトロの取り扱いを了承することになれば、ペトロの価値はある程度安定する可能性もあります。

今後、制裁を受けている2国はさらにつながりを見せ、今後ロシアが発行する予定だと言われる仮想通貨ルーブルなどにも影響が出てくるのかもしれません。

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